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運営理念

社会福祉法人 愛心福祉会の運営理念

私たちは一人ひとりの尊厳のる人生を支えるために、専門性を発揮し、みんなが住みよい社会づくりに
努めます。

  1. 愛心福祉会を利用される方たちへの尊厳ある人生を支えます。
  2. 公平・公正・健全な法人運営に努め、組織を常に活性化します。
  3. 先駆的・独自性を発揮し、地域福祉の充実と発展に役立ちます。
  4. 他者の尊厳ある人生を支えることの重大さとやりがいを感じられる職員を育成します。職員の資質向上を図り、専門集団を育成します。
  5. 利用者の幸せと法人の目標を達成するために常に保護者(家族)とともに歩みます。

愛心園の運営方針 令和5年度 事業計画

大きな声で叫ばなくても、上手に意思表示出来なくても、一人ひとりの生命と声を大切にする社会。障害がある人もない人も力を合わせ、教育、医療、法律あるいは他の領域の専門機関とネットワークを結びながら、みんなが住みよい社会づくりに努めます。
 
 2023年度は、愛心園開設40周年の節目を迎えます。今後の施設運営の基礎となる中長期計画の策定を通して、「やすらぎと希望の里」づくりの原点に立ち戻り、個々の豊かな生活と地域福祉の充実を図ることを目指して、以下の重点目標を掲げます。
1.    愛心福祉会を利用される方たちの、尊厳ある人生を支えます。
(1)    個々の尊厳と安心、安全が守られる環境を整え、利用者一人ひとりにあった支援と活動を提供します。
・  壱号館とフレンズを日中活動の場・弐号館、参号館、グループホームを居住の場として、居住と活動を分離し、メリハリある生活を目指します。そのために必要な人員配置と日課の再編を行います。
  「意思決定支援」を柱とし、利用者の声を聞きます。
  利用者個々をアセスメントし、支援方法を組み立てます。自閉症の三つ組、氷山モデルの視点で整理し、時間・空間の構造化を行い、利用者一人ひとりが一日の見通しを持ち、主体的に動ける支援への転換を目指します。
・   高齢、重度化にあわせて、身体状況に応じた支援・介護を行います。

(2)    常に社会情勢を確認し、あらゆる有事にも対応できる体制を整えます。
・   2023年度前半に感染症や自然災害時を想定した業務継続計画(BCP)を策定します。
・   避難確保計画・業務継続計画・消防計画に基づき、自然災害や火災時の有事に備えた訓練を行い、防災への備えを強化します。
2.     公平・公正・健全な法人運営に努め、これからの情勢を見据え、組
 織を常に活性化します。
(1)    法人の今後10年、20年先を見据えた中長期計画を策定します。
 ・  中長期計画を策定し、これからの施設運営の基盤を作ります。
(2)第三者委員会や監事監査、理事会、評議員会の充実を図ります。
(3)各種規程を再確認し、整備をすすめます。
(4)専門家を活用し、資金計画に基づいた運営を行います。

3.     先駆性・独自性を発揮し、地域福祉の充実と発展に役立ちます。
(1)    諸機関と連携し、地域ニーズ、地域資源を把握します。
 ・   上郡町社会福祉法人連絡協議会「ほっとかへんネット上郡」に参画し、地域公益活動を行います。
(2)    地域の福祉力向上を目指し、多機能型事業所の開設に向けた準備を行います。
 ・ 多機能型事業所「あいここ」を開設する準備を進めます。子どもの発達と成長を支援するとともに、子どもから大人までの連続した相談や支援(療育)を行います。年齢や障害の有無を問わない「居場所」機能、災害等で緊急に保護が必要になった児の一時的な預かり、困難を抱える子育て家庭への支援等、複雑多様化している地域課題に取り組みます。
(3)    愛心高齢者センターの今後の可能性について検討します。
・ 愛心高齢者センターの登録者を増やします。
・ 高齢者と障害者が相互利用できる共生型事業の検討を行います。
(4)    福祉教育の充実に向けて取り組みます。
・   小中学校、教育委員会との意見交換の場を持ち、今後の福祉学習のあり方を検討します。
(5)    市民向けセミナーの開催やボランティアの育成を行います。
 
4.     他者の尊厳ある人生を支えることの重大さとやりがいを感じられ
 る職員を育成します。職員の資質の向上を図り、専門集団を育成し
ます。
(1)    職員一人ひとりが自分の目指す目標が持てるようキャリアパスを策定します。
・   より高い支援を目指すため、目標管理シートを活用し、個々の目標と達成度合いを見える化します。
・   キャリアパスに関するプロジェクトチームを作り、施設と個々の目標がリンクできる形を整えます。
・   年2回の職員ヒアリングを行い、今の課題を再確認して、年度後期、新年度への取り組みにつなげます。
・   福利厚生制度を周知します。

(2)    常に最新の情報を収集するとともに、研究発表等を通じて自分たちの実践を振り返ります。
・   愛心園開設40周年に合わせ、記念行事の実施、記念誌の制作を行い、40年間の歩みを振り返ると共に、10年先20年先を見据えた障害者福祉のあり方を考えます。
・   ホームページ等で、利用者や職員が生き生きと過ごしている様子を発信します。ブログ、インスタグラム、ツイッター、フェイスブック等のSNSを活用した情報発信を行います。
・   職員が講師として研修する機会を増やし、常に研鑽します。
・   福祉QCの考え方や技法を現場で活用します。

(3)    職員研修と教育を徹底し、支援の質と人権意識を高めます。
・   職員全体を対象にした虐待防止や人権意識を高めるための研修、メンタルヘルス研修の他、知識と技術の獲得に向けた研修を企画します。
・   虐待防止委員会・身体拘束廃止委員会を定期的に開催し、その内容を職員に周知徹底します。
・   通報(報告・相談)をしやすい、風通しの良い風土作りに取り組みます。
・   強度行動障害スーパーバイザー養成研修を継続し、職員の資質向上と支援の質を高めます。
・   人材育成委員会を中心に、研修の年間計画を策定し、実施と評価を行います。また、職員採用、職員定着の取り組みを強化します。

(4)    正職員の70%以上が対人援助にかかる資格を取得します。
・   目標管理シート、ヒアリングの実施等を通し、資格取得に向けてバックアップします。
・   職員の得意とする分野を増やし、生かします。

5.     利用者の幸せと法人の目標を達成するために常に保護者(家族)とともに歩みます。
(1)    保護者会と共に、行事や研修会を開催します。
(2)    保護者会分散会等を通して、意見交換を行います。
(3)    NPO法人セーフティーネット・ハリマオと協働し、生涯にわたって見守り続けられる体制を整えます。



社会福祉法人愛心福祉会
〒678-1241
兵庫県赤穂郡上郡町山野里2749-35
TEL.0791-52-3959
FAX.0791-52-4167
1.障害者支援施設 愛心園
2.共同生活援助 うさぎとかめ
3.生活介護 フレンズ
4.相談支援事業所 こんぱす
5.愛心高齢者センター
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